コーヒーは食後と食前どっちに飲むのがおすすめ?飲み方で変わるコーヒーの健康に良い効果とは?

コーヒー好きな皆さんは、コーヒーを飲むタイミングはいつでしょう?食前・食後などいつもの習慣でコーヒーを楽しんでいるかと思いますが、近年、コーヒーは健康に良いということで評価が高まってきています。

今まではコーヒーは胃に良くないといった超えもありましたが、適量を楽しむ分には体に良いという評価が増えてきています。そんなコーヒーが健康に良としたらどんなタイミングで飲むのが最も効果的なのか?気になりますよね。

こちらでは健康のためにコーヒーを飲むなら食前と食後どちらがおすすめなのかについてお伝えしています。

コーヒーを飲むなら食後と食前どちらが良いのか?

コーヒーは嗜好品としての歴史もあり、基本的にはどんなタイミングでも、飲む方の好みで良いでしょう。でも健康を意識したり、コーヒーが持つ健康に良いとされる働きを活かすなら食後や食前どちらに飲むのが良いのか気になりますよね。

一般的にはコーヒーを飲む人は食後や食間の休憩中などに飲むことが多い傾向にあります。また食事内容によっては食前や一緒に飲むというケースもあります。

実際に調べてみると、食後と食前のどちらで飲んでもメリットとデメリットがあることがわかりました。

食前にコーヒーを飲むメリット・デメリット

昔はコーヒーは胃に良くないという声もありましたが、現在の捉え方は適量を楽しむ分には健康に良い面もあるという評価です。

食前にコーヒーを飲むメリット

食前に飲むコーヒーは

  • 空腹感・食欲を穏やかにしてくれる
  • コーヒーに含まれるクロロゲン酸による脂質の分解と糖の吸収を穏やかにしてくれる

という点がメリットだとされています。

まず、コーヒーを食前に飲むことで空腹感と食欲を抑えてくれます。そしてもう一つはコーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸の働きによって食事の脂質の分解をサポートしたり、糖の吸収を穏やかにしてくれるため、ダイエット中の人にとっては食前にコーヒーを飲むことでダイエットサポートになることが期待できます。

クロロゲン酸の働きを期待する場合、体の消化の仕組みである消化酵素の吸収を阻害して糖の吸収を抑えるなどの働きがあるため、食前に飲むことがポイントとなってきます。

食前にコーヒーを飲むデメリット

コーヒーを食前に飲む場合のデメリットはコーヒーに含まれるカフェインは胃酸の分泌を促す働きがあるため、空腹状態で飲むと人によっては胃腸に負担をかけてしまう場合があります。この点がコーヒーは胃に良くないと言われてきた理由に当たるかと思います。

そのため胃腸が良くないという人やコーヒーを飲むと気分が悪くなったことがある人は食前にコーヒーを飲むのは控えた方が良さそうです。

食後にコーヒーを飲むメリット・デメリット

対して食後にコーヒーを飲むことのメリット・デメリットを見ていきましょう。

食後にコーヒーを飲むメリット

食後に飲むコーヒーのメリットは

  • コーヒーによるリラックス効果
  • カフェインによる覚醒作用でやる気アップ
  • クロロゲン酸の働きで若々しさと美容サポート

という2つのメリットが期待できると言われています。

コーヒーの香りをかぐことで、脳から高いα波が確認されていて、α波は脳がリラックスしている時に出る波長ですので、コーヒーを食後に飲むことでストレスを緩和するなど、心を落ち着かせることに働くことが期待できます。この実験は杏林大学の古賀良彦教授などが行うなど、多くの人が食後のコーヒーのリラックス効果を確認しています。

また、カフェインは覚醒作用を持つことから、食後にコーヒーを飲むことで脳の働きを高めやる気をアップさせるのにも良いと言われています。

さらにクロロゲン酸はコーヒーに含まれるポリフェノールの一種で抗酸化成分です。年齢と共に現れる老化の原因の一つである酸化対策にも役立ちます。実際にお茶の水女子大学の近藤和雄教授によると、「コーヒーを日常的に飲んでいる人は、お肌にシミが少ない」という研究結果も報告しており、シミの元であるメラニンの発生に対して有効性が期待できると考えられています。このポリフェノールは食後や仕事の合間などのタイミングで飲むことで多く採取されると言われていることから、食後に飲むコーヒーは美容にも嬉しい面が期待できます。

他にも食後のコーヒーは食事による血糖値

食後にコーヒーを飲むデメリット

食後にコーヒーを飲むデメリットでよく聞かれるのが、コーヒーに含まれるシュウ酸と呼ばれる成分が鉄分やカルシウムの吸収を阻害してしまい、結果食事に含まれる鉄分やカルシウムが吸収されずに排出されてしまうというものです。

ただし、これは諸説あり、シュウ酸自体はほうれん草やたけのこ、紅茶や緑茶(玉露など)、チョコーレートなどにも含まれているため、コーヒーだけが鉄分の吸収を阻害するということではありません。また、シュウ酸と結びついたミネラルは大腸で再吸収されるため、ミネラルが失われることは無いとも言われています。

ですので、休憩中などにコーヒー1杯を飲む上では過剰に気にする必要はなさそうです。

コーヒーでダイエットをサポートする時の飲み方

コーヒーがダイエットに良いと言われていますが、飲み方一つで効果が半減してしまうことも。ダイエットサポートとしてコーヒーを取り入れる時に意識したい飲み方やポイントをご紹介します。

ブラックコーヒーで飲む

ダイエットを目的としてコーヒーを飲む場合は、砂糖やミルクは使わずにブラックで飲むのがおすすめです。砂糖やミルクを入れてしまうと、カロリーも増えてしまいますし、ミルクなどで薄めてしまうことはカフェインの働きも緩やかにしてしまうので、コーヒーのダイエットサポートを期待するならブラックで飲むのが基本です。

アイスよりもホットコーヒーがおすすめ

ダイエットを意識してコーヒーを飲むならアイスよりもホットがおすすめ。体を温めることで代謝アップも底上げしてくれますので、エネルギー消費にも良い面があります。ただしホットの場合は80度前後のお湯を使って淹れるのがおすすめされています。

これは脂肪を分解してくれるクロロゲン酸が熱に強くないという特徴があるため、熱湯ではなく。少し冷ましたお湯で淹れることでクロロゲン酸の働きを損なわないようにするのがおすすめされています。

ダイエット運動をする30分前を目安に飲む

コーヒークロロゲン酸の脂肪燃焼サポートを活かすなら運動をする30分くらい前に飲むのがおすすめです。カフェインを摂取して体で作用・持続するのが約3時間ほどと言われていますので、この時間を意識しながら事前にコーヒーを飲んでおくのが良いでしょう。

入浴など代謝が高まるタイミングを活かしたい時には入浴の30分くらい前に飲んでおくのがおすすめです。

ココナッツオイル・MCTオイルをコーヒーにプラスする

コーヒーにココナッツオイル、MCTオイルのどちらかをプラスすることで脂肪燃焼を促す働きがアップします。ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸(MCTオイルは中鎖脂肪酸そのもの)は脂肪を燃焼しやすくしてくれる働きがあるため、コーヒーと相乗効果が期待できます。

ココナッツオイルをコーヒーにプラスするのは、バターコーヒーダイエットやケトジェニックダイエットなど近年話題となったダイエット方法でも取り入れられています。

まとめ

メリット・デメリットをまとめると、コーヒーに含まれるカフェインとクロロゲン酸の働きがダイエットサポートになってくれるため、これらの働きを活かすために、目的に合わせて食前・食後に飲むのが良いということがわかりました。

コーヒーを食前に飲むと

  • 空腹感が抑えられる
  • 脂質の分解を促してくれる
  • 食事の糖分の吸収を穏やかにしてくれる

という働きが期待でき、

コーヒーを食後に飲むと

  • 美容サポートが期待できる
  • リラックス効果
  • 覚醒作用でやる気アップ

などが期待できます。

注意点としては

  • コーヒーは1日3杯くらい
  • 飲むペースは3時間に1回くらい
  • 空腹時のコーヒーは体調次第

これらを基本にしてコーヒーを飲むのが体にも負担が少ないです。コーヒーは体に良いと言われるようになりましたが、飲み過ぎはよくありません。カフェインには摂取量の基準もあり、飲み過ぎは体調にも悪影響を与えてしまうことも。沢山飲んだからといって結果が早まることはないので、あくまでダイエット中の食生活のサポートとしてコーヒーを飲み、コーヒーの働きを活かす飲み方の参考にしていただければと思います。

普段、飲んでいるコーヒーの飲み方を意識してダイエットサポートに役立ててみてはいかがでしょう?

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