豆乳コーヒーはコーヒーが苦手な人でも飲みやすくて、牛乳にアレルギーがある人でも飲むことができます。しかも豆乳の栄養も摂れてダイエットにもおすすめ。ヘルシー志向な人にもピッタリです。女性にとってはキレイを保つのにもおすすめされています。
逆に豆乳が健康に良いのは知っているけど、大豆特有の臭いや味が苦手という人もいらっしゃいます。そんな人にも豆乳コーヒーは飲みやすくておすすめです。
こちらでは豆乳コーヒーの美味しい作り方やおすすめレシピ、豆乳コーヒーのメリットについてお伝えしています。
豆乳コーヒー(ソイラテ)とは?


豆乳コーヒーはソイラテとも呼ばれるコーヒにミルクではなく、豆乳を使ったコーヒーです。牛乳を使うよりも香りが良く、香ばしさが特徴。カフェラテよりもマイルドな味わいで、牛乳アレルギーの人やヘルシー志向な方に人気が高いです。
身近な所ですと、スターバックスコーヒーのソイラテは人気が高いですよね。
豆乳は健康に良いことは、様々なメディアで取り上げられていますし、市販の豆乳もトクホ飲料として認められています。それでも豆乳独特の風味や調製豆乳は良くても無調整豆乳が苦手という人もいらっしゃいますが、コーヒーに入れて飲むことで飲みやすくて豆乳の栄養も摂ることができるのが魅力となっています。
豆乳コーヒーが健康に良いと言われる理由


牛乳ではなく豆乳を使って作る豆乳コーヒーが健康に良いと言われている理由は、豆乳に含まれる栄養が優れている面があるからです。また牛乳よりもダイエット中に嬉しい働きが期待できる成分も含まれているのもポイントとなります。
豆乳は大豆を原料として、豆腐に固める前の液状のものです。工程としては大豆をすりつぶして液体をってり汁と実の絞りカスに分けます。この汁が豆乳で、絞りカスはおからです。
豆乳に含まれる栄養は
- 大豆たんぱく
- イソフラボン
- レシチン
- サポニン
- オリゴ糖
- フィチン酸
- ビタミンB群
- ビタミンE
- カリウム
- マグネシウム
- 不飽和脂肪酸
などが含まれています。特に豆乳に含まれる成分の中で大豆たんぱく、イソフラボン、レシチン、サポニン、オリゴ糖といった成分は健康に役立つとして知られています。
それぞれ
- 大豆たんぱく:大豆に含まれる植物性たんぱく質で吸収率が高く、吸収される速度が緩やかなので満腹感が長持ちする
- イソフラボン:女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしているためエストロゲンの変わりに働いてくれる期待が持てる成分
- レシチン:細胞膜の主成分で脳の神経、神経組織の構成に関わる成分で細胞膜が正常に働くことで血管の健康維持にも良いとされる成分
- サポニン:中性脂肪の吸収を抑えるのに期待が持てる成分
- オリゴ糖:大腸でビフィズス菌や乳酸菌の餌となって善玉菌を増やしてくれる
といった働きに関わっていると言われています。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」の構造に似ていることから、年齢と共に減少する女性ホルモンをサポートしてくれると言われています。
豆乳は高タンパク飲料
豆乳は豊富なたんぱく質や特有成分、ビタミン・ミネラルが含まれているため、毎日の栄養面の補助をしてくれます。また、体作りやダイエット中に嬉しい高タンパクな飲み物というのも魅力となっています。
そんな健康に嬉しい豆乳ですが、大豆特有の風味が苦手という人もいます。そんな豆乳の風味を抑えながら飲みやすくアレンジされているのも豆乳コーヒーのおすすめなポイントとなっています。
豆乳コーヒーのカロリーは?
豆乳は大豆から作られているため高タンパクな飲み物です。ただしカロリーで見てみると200mlあたりのカロリーは無調整豆乳が80~100kcaほどです。牛乳と比べると低脂肪乳は92kcalほどなので、牛乳と比べると少しカロリーが高いです。
コーヒー自体はカロリーが1杯約4kcalほどと低カロリーです。そのため、豆乳コーヒーを作る時には砂糖や甘味料などで味を整えている調整豆乳よりも無調整豆乳の方がカロリーを抑えることができます。
自宅で簡単に作れる豆乳コーヒーレシピ
豆乳コーヒーの作り方はとっても簡単。自宅でも作れるのでお試ししてみてください。基本的な豆乳コーヒーの作り方とさらに飲みやすくアレンジした豆乳コーヒーのレシピもご紹介します。
無調整豆乳と調製豆乳はどちらを使えば良いの?
豆乳コーヒーの作り方をご紹介する前に市販の豆乳には無調整豆乳と調製豆乳があり、どちらを使えばいいのか迷ってしまう人もいるかもしれません。でも実際に豆乳コーヒーを作る時に場合はどちらを使っても問題ありません。
無調整豆乳と調製豆乳の違いは使用する大豆固形分の割合と使用する調味料の違いがあります。
厳密には
- 無調整豆乳:大豆固形分8%以上で大豆と水のみで製造
- 調製豆乳:大豆固形分6%以上で砂糖や食塩などの調味原料を加えている
調製豆乳は調味料で味を調整している分、飲みやすいので豆乳の風味が苦手という人は調製豆乳を使うのが良いかもしれません。無調整豆乳は大豆と水のみという豆乳そのものの味わいがあって調製豆乳よりも栄養面が豊富ですのでコーヒーに入れて飲むという点を考えると風味がまろやかになるので無調整豆乳でも、そのまま飲むよりも飲みやすくなります。カロリー面でも無調整豆乳のほうが控えめなのでダイエット中の人なら無調整豆乳がおすすめです。
基本的な豆乳コーヒーの作り方
材料:一人分
ドリップコーヒーもしくはインスタントコーヒー:180ml
無調整豆乳:180ml
豆乳コーヒーの作り方手順
- 豆乳を沸騰しない程度に温めておく
- ドリップコーヒーを1人分ではなく2人分くらいの粉で濃いコーヒーを作る
- お好みの量の豆乳を入れる
以上で完成です♪豆乳の量はコーヒーと同量くらいで混ぜるとコーヒーの苦味も豆乳の味わいも両方がまろやかに仕上がります。少しビターな味わいがお好みなら豆乳の量を減らしてみるのが良いでしょう。
豆乳を入れることでコーヒーが薄くなるので、濃い目のコーヒーを意識して作ると香ばしい豆乳コーヒーが作れます。
インスタントコーヒーの場合
- 豆乳をカップに半分ほど入れて電子レンジで沸騰させない程度に温める
- 温まった豆乳の膜を取り除いてからインスタントコーヒー粉末を入れる※少し濃い目が良い
- しっかりとかき混ぜる
- 豆乳にコーヒーがしっかり混ざったらお湯を加えて量と味を調整します。
後から加えるお湯の温度を少し下げておくと、豆乳が分離せずに混ざりやすくなります。豆乳を多めにして作ることで豆乳の風味もしっかり味わえます。
ドリップコーヒーなら本格的な豆乳コーヒーの味わいや香りが楽しめますが、インスタントコーヒーで作る方が手軽さがあるので、初めての人はインスタントコーヒーでお試ししてみると良いかもしれません。
豆乳を温める時のポイント
- カップの半分程度まで豆乳を入れてレンジで温めてもOK※沸騰させないように注意
- 豆乳の表面に膜がはったら取り除きます。
豆乳コーヒーのアレンジレシピ
豆乳コーヒーは一工夫するだけでお店のような美味しい豆乳コーヒーが出来上がります。おすすめのアレンジレシピをご紹介します。
キャラメル入りの優しい甘さの豆乳キャラメルラテ
キャラメルラテが好きな人にピッタリな豆乳を使ったキャラメルラテです。
材料
- インスタントコーヒー・ドリップコーヒー:180mlほど
- 無調整豆乳:200ml
- 市販のキャラメル1〜2個
作り方
- コーヒーカップにキャラメルと豆乳を入れます。※豆乳はキャラメルが浸るくらい
- レンジでキャラメルが溶けるくらいまで温めます。※30〜1分くらいで様子を見ていきましょう。
- キャラメルがほどよく溶けたら、一度しっかりかき混ぜます。
- コーヒーを入れる※インスタントコーヒーは粉末の状態で入れてかき混ぜる
- お好みに合わせてお湯をプラスしてコーヒーの苦味を調整
キャラメルと豆乳を温めた後にきな粉をプラスするとさらに香りが良くなるので、お好みでどうぞ♪
玄米コーヒーでノンカフェインな豆乳コーヒー
コーヒーもカフェインが気になる人なら、玄米コーヒーを使ってノンカフェインな豆乳コーヒーを作ることができます。妊娠中などカフェインを控えたい時にも飲めるのでおすすめ。
材料
- 玄米コーヒーパウダー:大さじ1〜2杯※コーヒーの風味のお好みに合わせて
- 無調整豆乳 350cc
- きな粉:大さじ1
- 砂糖などの甘味調味料
作り方
- 30〜50ccほどの豆乳と玄米コーヒー・きな粉を鍋に入れて温める
- 材料が混ざりあったら残りの豆乳を入れて温める※沸騰させないように注意
- お好みで砂糖などの甘みをプラス
玄米コーヒーの量を調整することでコーヒーの味わいをアップさせられます。電子レンジで加熱しても良いのですが、お鍋を使った方が美味しく仕上がるのでおすすめです。
まとめ〜美味しくヘルシーな豆乳コーヒーを楽しみましょう!


豆乳コーヒーの魅力と自宅で作れるレシピをご紹介しました。
コーヒーは健康にも良いと言われるようになってきましたが、味が苦手という人も少なくありません。そんな人にも豆乳コーヒーはおすすめ。豆乳の栄養もしっかりと摂れるので、ダイエット中、体作りをしている人にもおすすめです。
自宅で手軽にオシャレな豆乳コーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか?